東京メモリアルクリニックの自毛植毛の口コミ評判は？治療内容・料金まとめ

東京メモリアルクリニックは、1992年の開業以来30年以上の実績を誇る美容・形成外科クリニックです。

フィナステリドの国内承認に尽力した佐藤明男医師が院長を務めており、AGAの投薬治療の他、自毛植毛にも力を入れています。

本記事では、特に東京メモリアルクリニックの自毛植毛について詳しく解説していきます。東京メモリアルクリニックの自毛植毛に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

hair-care編集部
内田 純平
30代前半の頃から薄毛に悩み、さまざまなAGAクリニックを調査しました。実際に飲み薬や育毛剤だけに限らずメソセラピーやHARG療法などの治療方法を試し、一時期は植毛まで考えました。が、無事に復活できました。その経験を活かしてAGAに悩むの皆さんのサポートをしていきたいと考えています。

【総評】東京メモリアルクリニックの自毛植毛はおすすめ？

結論、東京メモリアルクリニックの自毛植毛はおすすめです。おすすめポイントは主に3つあります。

1つ目は、クリニックの院長が薄毛分野の第一人者である佐藤医師である点です。他に、佐藤医師の弟子である柳澤院長など、薄毛に特化した外科技術を持つ医師が揃っています。

また、数多くの症例をデータベース化しているため、そのデータを基に一人ひとりに合った治療やアドバイスを受けられるでしょう。

2つ目は、ラインスリット技術により最小限の傷で毛穴が作成できる点です。円状に毛穴を作るホールスリットよりも線状に毛穴を作るラインスリットのほうが傷も小さく、高密度の植毛が可能になります。このテクニックは熟練の医師でなければ使えません。

3つ目は、FUE法とFUT法で費用が変わらない点です。一般的にFUE法のほうが手間と時間がかかるため割高になりますが、東京メモリアルクリニックでは同じ価格です。FUE法を検討している方には利点といえるでしょう。

東京メモリアルクリニックを利用している方の口コミ・評判を紹介

自毛植毛を受けるクリニックを検討する際、治療や対応に関する口コミや評判が気になりますよね。

そこで、東京メモリアルクリニックを実際に利用した方や問い合わせた方などの口コミを集めてまとめてみました。

東京メモリアルクリニックの自毛植毛を検討している方は、ぜひ利用者の生の声を参考にしてみてください。

東京メモリアルクリニックの治療・診察に関する口コミ（3件）

①施術の結果や対応に満足

長井先生のオペを受けました。長い間悩んでましたが、結果に満足してます。説明も丁寧でした。一年経過しても上手くいかなかったら、必ず連絡下さいと言われました。ブログからでも連絡されたらいいと思いますよ。

引用元：Googleマップ

こちらは東京メモリアルクリニックで自毛植毛を受けた方の口コミです。

施術を受けることに関して長い間悩んでいたということですが、確かに自毛植毛を決断するのは簡単なことではないですよね。

最終的に東京メモリアルクリニックで植毛を受けることを決めたこの方は、医師の丁寧な対応や施術の結果に満足しているようです。クリニックのアフターフォローがしっかりしている点も口コミからうかがえます。

②腕の良い形成外科医が在籍

聖路加病院の形成外科におられた大竹先生、東京メモリアルクリニック（新宿駅南口すぐ）にも非常勤でおられるんですね。こちらのクリニックは自毛植毛手術にもチカラを入れてある印象です。https://t.co/Ss0kSjKsrr

— 🌹スキンケア・メイク🌹チアミン (@chiamin2021) March 2, 2021

東京メモリアルクリニックに在籍している医師についての口コミです。

こちらの口コミに記載されている通り、東京メモリアルクリニックでは聖路加国際病院特別顧問の大竹医師が非常勤医を務めています。

その他、フィナステリド国内承認に貢献した佐藤医師が理事長を、佐藤医師の後継者である柳澤医師が院長を務めるなど、そうそうたる顔ぶれが揃っているといえるでしょう。

東京メモリアルクリニックでは、薄毛分野において高いレベルの技術と知識を持つ医師の診察や手術が受けられます。

③AGA投薬治療で良い結果

ミノタブ増量は一つの手だとは思います。

でも、もし今飲まれてるのがノキシジルなら別のに変更すれば改善するかもしれません。他にはデュタ試すのも手ですし、フィナ増量(N先生や東京メモリアルクリニックがやってる)もありだと思います。

私は全て試しましたが、フィナ増量で進行止まりました。

— 4回植毛した男 (@4kai_Shokumou) May 22, 2022

東京メモリアルクリニックではフィナステリドを増量してくれるのでおすすめ、という口コミです。同クリニックは、特にAGA投薬治療で評判が高くなっています。

というのも、理事長である佐藤医師がフィナステリドの国内承認に貢献したことなどからAGA治療薬全般に造詣が深いためです。

「投薬で治るものは外科的処置をしない」というポリシーのもと、強く自毛植毛を勧めることはありません。まずは投薬治療から始めたいと考えている患者が、遠方からも訪れています。

東京メモリアルクリニックの接客・対応に関する口コミ（3件）

①問い合わせに対して丁寧な対応

東京メモリアルクリニックの長井先生にメールで植毛について問い合わせたら長文返ってきた。嬉しい。行きたくなってきた。

— けっけ (@ke_kk_e) June 5, 2020

東京メモリアルクリニックにメールで自毛植毛について問い合わせたら、医師から長文の返信が届いたという方の口コミです。

自毛植毛は専門的な分野だからこそ、多くの疑問点や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

東京メモリアルクリニックでは専門知識を持つ医師が時間をかけて丁寧に対応してくれるので、好感が持てるでしょう。

②薄毛治療に関するブログが参考になる

東京メモリアルクリニックの長井先生ブログが勉強になる

— けっけ (@ke_kk_e) June 4, 2020

東京メモリアルクリニックの公式サイトでは、薄毛分野で活躍している専門医師のブログを読めます。現在は長井医師ではなく柳澤院長のブログが更新中で、特に院長自ら自毛植毛の手術を受けた体験や術後の経過についての記事は見逃せません。

施術を受ける側の気持ちがわかる医師が在籍しているというのは心強いですよね。東京メモリアルクリニックを検討する際は、ぜひ柳沢院長のブログを参考にしてみてください。

③患者の悩みに寄り添ってくれる

#東京メモリアルクリニック にとうとう行ってしまった。開口一番「薄毛は体質です、仕様がないのです」と言ってくれて救われる〜そう、髪を生やしたいんじゃない、この現在になお蔓延る最大の差別、〝ハゲへの偏見″を払拭したいだけなんだ！

— Mutsumi (@MUTTYAN283) August 26, 2019

東京メモリアルクリニックで診察を受けた方の口コミです。

薄毛で悩んでいる場合、個人差はあるものの精神的にもダメージを受けていることが少なくありません。

その上、誰かに悩みを打ち明けたり相談したりしてもそれで気持ちが晴れることはあまり期待できませんよね。

東京メモリアルクリニックでは、専門の医師が豊富な知識や経験からアドバイスをくれるのでホッとできる人も多いでしょう。なお、院長の柳澤医師は自毛植毛を受けた経験者でもあります。

東京メモリアルクリニックの口コミ総評

ここまで、東京メモリアルクリニックの治療や対応などに関する口コミをまとめて紹介しました。口コミからわかるように、東京メモリアルクリニックの評価は総じて高いといえるでしょう。

具体的には、豊富な知識と実績を持つ形成外科医が執刀してくれる上、丁寧に説明してくれて満足という声が上がっています。

また、AGA投薬治療で全国的に知名度が高いため、まずは投薬治療から始める方が多く来院しています。

薬自体はどこのクリニックで処方してもらっても同じですが、数多くのデータベースを基に適切な治療とアドバイスを受けられるということなのでしょう。

他院では処方してもらえない量の内服薬で、薄毛に効果を感じられたという口コミもありました。他のクリニックで効果を実感できず相談に訪れる方も多い印象です。

東京メモリアルクリニックで行われている治療方法を解説

ここからは、東京メモリアルクリニックで行われている治療方法について解説していきます。東京メモリアルクリニックでは、自毛植毛と投薬治療の2つの治療方法を受けられます。

投薬治療で改善しなかった場合は自毛植毛を検討することになりますが、クリニック側から強く勧めることはないので安心して受診できるでしょう。

治療方法1．自毛植毛

東京メモリアルクリニックの自毛植毛は、FUE法・ノンシェーブンFUE法・FUT法の3種類です。それぞれの植毛方法について解説します。

FUE法はメスを使わず専用の極小パンチで1株ずつ毛包を採取していく方法です。採取部の剃毛が必要ですが、メスを使わないため手術後の痛みが少なく済みます。

次に、ノンシェーブンFUE法は採取部を剃毛せずにFUE法で施術していく方法です。時間と手間がかかるためFUE法の2倍近い費用がかかりますが、短髪で採取部分を隠せないなどの理由がある場合に最適でしょう。

最後に、FUT法は頭皮をメスで切り取って毛包を組織単位で採取する方法です。術後の痛みや出血などのリスクはありますが、FUE法に比べて後頭部の剃毛が最小限で済むため採取部の縫合部分などもあまり目立ちません。

「手術後すぐに出勤しなければならないが周囲にバレたくない」という短髪の方は、前述したノンシェーブンFUE法かFUT法を選ぶとよいでしょう。

治療方法2．投薬治療

東京メモリアルクリニックでは、内服薬および外用薬による投薬治療を受けられます。

主に処方されるのはプロペシア錠のジェネリック医薬品であるフィナステリドです。なお、クリニックの院長である佐藤医師がフィナステリドの国内承認に貢献していて、AGA治療薬に関する造詣はかなり深いといえるでしょう。

豊富なデータを基にそれぞれの患者に合った薬を処方してくれるため、より高い効果が期待できます。

フィナステリドやデュタステリド以外の内服薬および外用薬については、診察時に相談してみてください。女性にはフィナステリドやデュタステリド以外の薬が処方されます。

東京メモリアルクリニックの治療料金

ここでは、東京メモリアルクリニックの治療料金について解説します。

東京メモリアルクリニックでは自毛植毛による治療と内服薬による治療の2通りがあり、それぞれ公式サイトで料金が明記されています。自毛植毛を行う場合は、併せて内服薬の処方も行われるでしょう。

実際にかかる費用は来院しなければ算出できませんが、目安として参考にしてみてください。

自毛植毛にかかる費用

東京メモリアルクリニックの公式サイトでは、部位別の費用が記載されていません。そのため、部位ごとにどのくらい費用がかかるかはカウンセリングの際に説明を受けることになるでしょう。

ただし、FUE法・FUT法どちらも1グラフト990円です。他の自毛植毛ができるクリニックと比べてそれほどリーズナブルではないものの、割高でもないといえるでしょう。

時間や手間がかかるノンシェーブンFUE法については1グラフト1,760円と、FUE法やFUT法の2倍近い費用がかかります。

ちなみに、東京メモリアルクリニックでは髪の毛だけではなく、眉毛やヒゲ、体毛などの植毛も行っています。パーツごとの植毛を希望する方にはおすすめです。

薬にかかる費用

東京メモリアルクリニックでは、AGA治療の内服薬であるフィナステリドやデュタステリドが処方されます。

一般的にAGA治療は高額なイメージがありますが、フィナステリドやデュタステリドはジェネリック医薬品であるため経済的な負担は大きくありません。

健康保険適用外の自由診療なのにもかかわらず、毎月5,000円～8,000円程度の負担で済むことがほとんどのようです。

なお、外用薬ミノキシジルの費用や他の内服薬については診察時に医師と相談しながら決めます。

東京メモリアルクリニックの自毛植毛ならではの3つの特徴

ここからは、東京メモリアルクリニックの自毛植毛ならではの3つの特徴について解説していきます。自毛植毛にはさまざまな種類や技法があり、それぞれのクリニックごとに特徴が異なります。

東京メモリアルクリニックの自毛植毛について検討している方は参考にしてみてください。

特徴1.高い技術が求められるラインスリット植毛

引用:東京メモリアルクリニック公式サイトより

東京メモリアルクリニックの自毛植毛では、ラインスリットと呼ばれるテクニックを用いて毛穴作成が行われます。

ラインスリットとは、グラフトを植えつける毛穴を線状の切り込みにする方法です。従来のホールスリット技法（円状の切込み）に比べて傷が3分の1で済むだけでなく、高密度な植毛が可能になるというメリットがあります。

ただ、ラインスリット技法はどの医師でも行えるわけではありません。正確で適切な切り込みを入れるためには、熟練した腕を要します。

東京メモリアルクリニックの自毛植毛は実績のある形成外科医が執刀するため、ラインスリットでの毛穴作成に限らず、施術全体を安心して任せられるでしょう。

特徴2．FUE法とFUT法が同じ価格

引用:東京メモリアルクリニック公式サイトより

東京メモリアルクリニックの自毛植毛では、FUE法とFUT法が同じ価格で受けられます。

一般的に、毛包を1株ずつくり抜いて採取していくFUE法は手間がかかるため、FUT法に比べて費用が割高になるクリニックが多いです。

しかし、東京メモリアルクリニックはFUE法・FUT法共に1グラフト990円のため、FUE法による自毛植毛を検討している場合には費用面で利点があるでしょう。

なお、東京メモリアルクリニックで自毛植毛を受ける患者の多くはFUE法を選んでおり、その結果にも満足している方が多くなっています。

例外的に、「短髪で剃毛した部分を隠せないが周囲にバレたくない」という方は次で解説するノンシェーブンFUE法かFUT法を検討するとよいでしょう。

特徴3．ノンシェーブンFUE法を受けられる

引用:東京メモリアルクリニック公式サイトより

東京メモリアルクリニックの自毛植毛では、ノンシェーブンFUE法の施術を受けられます。

FUE法で施術を受ける場合、後頭部の最終部分が目立ちやすいことがネックとなっていました。この問題を解消したのがノンシェーブンFUE法です。

後頭部の剃毛をせずに毛包を1株ずつ採取していくため、短髪でも採取部分が目立ちません。また、メスを使わないためダウンタイムが最小限で済むというメリットをあわせ持っています。

ただ、採取部の毛髪を1本ずつカットしていくノンシェーブンFUE法は時間と手間がかかるため、費用はFUE法の2倍近くになります。

「手術したことを周囲に知られないようにしたい」という短髪の方は、費用対効果を考えた上でノンシェーブンFUE法を検討するとよいでしょう。

東京メモリアルクリニックのメリット・デメリットを解説

東京メモリアルクリニックのメリットは、知名度を高めている佐藤明男理事長の存在です。佐藤医師個人が担当した薄毛治療の症例は10,000以上にのぼり、クリニックには5,000以上のデータベースが保管されています。

数多くの症例で得た経験や知識を基に、それぞれの患者に合わせた治療が期待できるでしょう。

また、佐藤医師がAGA治療薬に精通していることも大きなメリットの一つです。他院では一般的に処方されない量の内服薬を処方してくれるため、遠方から訪れる患者も少なくありません。

自毛植毛の施術においては熟練を要するラインスリット技術で毛穴を作成しているため、傷が最小限で済む上に高密度で植毛できるというメリットがあります。

一方デメリットは上記3点です。

同クリニックは複数の店舗を持つ大手と違い、新宿まで来院しなければなりません。カウンセリング、施術当日の最低2回はクリニックに行く必要があるため、遠方に住んでいる方にとっては不便といえます。

また、キャンペーン価格やモニター価格を提供していません。割安で契約できる可能性がある大手のクリニックと比べると、お得とはいえないでしょう。

その他、自毛植毛より投薬治療に訪れる患者が多い点もデメリットとしてあげられます。最初から自毛植毛を検討している方は、思った治療方法にならない可能性があるでしょう。

ただし、「最初は投薬治療から始めて、医師と相談しながら自毛植毛も検討していきたい」という方にはメリットになりえます。

東京メモリアルクリニックと他の自毛植毛ができるクリニックを比較

	東京メモリアルクリニック	アイランドタワークリニック	親和クリニック
治療方法	自毛植毛 内服薬 外用薬	自毛植毛 内服薬 外用薬	自毛植毛 内服薬 外用薬
治療プラン	FUE法 1グラフト990円 FUT法 1グラフト990円 ノンシェーブンFUE法 1グラフト1,760円 眉毛・ヒゲ・体毛 363,000円～	M字への施術 715,000円〜 頭頂部・つむじへの施術 715,000円〜 生え際への施術 1,012,000円〜 前頭部への施術 1,408,000円〜 前頭部・頭頂部への施術 1,804,000円〜	浅めのM字の修正 616,000円～ やや深いM字・前頭部修正 1,012,000円～ 頭頂部・つむじの修正 715,000円～ 前頭部・頭頂部の修正 1,210,000円～ 全体的な修正 2,200,000円～
店舗	新宿	新宿、大阪（梅田）、名古屋、福岡	新宿、 銀座、名古屋、大阪、福岡
返金制度	×	○	×

※記事作成時の情報となります。
※最安値を表示しています。

ここでは、東京メモリアルクリニックとアイランドタワークリニック・親和クリニックついて、比較しながら解説します。

アイランドタワークリニックや親和クリニックは、全国に複数の店舗を持つ大手のクリニックです。そのため、関西や九州の方も利用しやすいでしょう。一方、東京メモリアルクリニックは新宿にしか店舗がありません。関東圏以外に住んでいる方は、不便といえます。

クリニックごとに植え付ける株の密度や必要な株の算出方法が異なるため、一概にどのクリニックが割安かは計れません。ただ、アイランドタワークリニックや親和クリニックはキャンペーン価格で植毛を受けられることがあるため、条件が合えばお得に施術を受けられるでしょう。

3つのクリニックの中で、アイランドタワークリニックだけが全額返金制度を利用できます。はじめての施術で不安な方は、返金保証制度を利用すると良いでしょう。

それぞれのクリニックごとに特徴が異なるため、自毛植毛を受ける際に優先したいポイント（費用やクリニックの場所、返金制度の有無など）を考えながら検討してみてください。

東京メモリアルクリニックで治療を受ける際の流れ

ここからは、東京メモリアルクリニックで治療を受ける際の流れについてステップごとに解説していきます。

全体の流れをつかみ、スムーズに施術を受けてみてください。

カウンセリング～施術の予約まで

東京メモリアルクリニックでの自毛植毛を希望する場合、まずはカウンセリングを受ける必要があります。

診察・カウンセリング共に完全予約制のため、来院する前に電話で予約するようにしましょう。

Step1：初診時の来院・受付

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

カウンセリングの際は、新宿駅近くにあるクリニックに来院します。自由診療のため、基本的に健康保険証は必要ありません。

なお、カウンセリング自体は無料ですが、初診料3,300円を負担する必要があるため注意してください。

Step2：カウンセリング

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

カウンセリングでは、今までにかかったことがある疾患や病歴などをヒアリングする「一般所見」のほか、自毛植毛を受ける際の希望を聞いてもらえます。

また、マイクロスコープを使いながら毛髪や頭皮の状態をチェックし、患者の望むデザインから移植面積を算出してグラフト数を決定していきます。疑問点などがあれば、カウンセリングの際に質問しましょう。

施術当日の流れ

施術当日のスケジュールは以下のとおりです。

途中、昼休みが30分ほどありますが昼食を食べに外出する時間はないため、軽めの昼食、水分（水、お茶、ジュースなど）を持参しましょう。

また、術後にかぶるニット帽やバンダナを用意する必要があります。

Step1：術前診察

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

当日は、手術着に着替えて術前検査（血圧、脈拍、体温）を受けます。この術前検査から最後の行程まで、昼休憩を挟んで合計7時間ほどかかるため、前日夜にはしっかりと睡眠を取ってください。

緊張して眠れない場合には、眠りやすくなる薬を処方してもらえます。

Step2：頭皮状態の確認

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

手術前に後頭部の頭皮の状態を確認します。

具体的には、後頭部の毛髪密度、頭皮の固さ、傷跡が有無などをチェックし、なるべく安全で目立たないように採取部とその範囲を決めます。

なお、FUT法のほうが採取部を縫い縮めるため術後の跡があまり目立ちません。

Step3：採取部のグリッド作成

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

次に、グラフトの採取部を2×3cmのグリッドで上画像のように区切っていきます。この行程によって採取部分からまんべんなく毛包を引き抜けるようになります。

偏りなく毛包を採取することで、手術後の跡が目立ちにくくなるメリットが期待できるでしょう。

Step4：神経ブロック麻酔および局所麻酔

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

局所麻酔をかける時の痛みを軽くするために、うつぶせの状態で首の後ろに神経ブロック麻酔を打ちます。麻酔の使用により、局所麻酔の使用量を抑えることが可能です。

麻酔の効果で施術中は痛みを感じないため、医師と会話をしたり眠ったりしながらリラックスして過ごしましょう。

Step5：直径0.9mmパンチ（くり抜き）

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

続いて、毛髪を1株ずつ直径0.9mmの極小パンチでくり抜いていきます。この時、先程の行程で作成したグリッドをチェックしながら施術していくため、まんべんなく毛包を採取可能です。

なお、FUT法の場合はパンチを使いません。メスで頭皮の組織を丸ごと切り取っていきます。

Step6：テスト引き抜き

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

続いて、採取した10株をテストしていきます。

この作業によって、毛包採取率が高くなります。一生のうちに採取できるグラフトは限られているため、1グラフトも無駄にできません。

このテスト引き抜きの効果もあり、東京メモリアルクリニックの毛包採取率は90%以上となっています。

Step7：3段階引き抜き

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

テスト用のグラフトを採取した後は、引き続き毛包を抜いていきます。

この時、専用のセッシ（医療用のピンセット）を用いながら「三段階引き抜き法」と呼ばれるテクニックで毛包を確実に採取します。

Step8：顕微鏡によるグラフトチェック、毛包採取率測定

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

続いて、マンティス顕微鏡（レンズと目を密着させる必要のない実体顕微鏡）を用いながら、採取した毛包株の状態や数などを確認していきます。

この時、毛包採取率も算出していきます。毛包採取率の計算は欧米ではスタンダードですが、日本国内のクリニックではあまり行われていません。

Step9：顕微鏡を用いたグラフトカッティング

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

マンティス顕微鏡を使いながら、採取した毛包株の調整をしていきます。

1本毛は0.8mm、2本毛は0.9mm、3本毛は1,0mmにカッティングしていくことで、自然な仕上がりになる移植株を作成できます。

Step10：移植部デザイン、マス目作成

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

次に行うのは、移植部のデザインとマス目作成です。

移植部の範囲は診察時の患者の希望に合わせて決めますが、この時にあらためて確認して最終決定を行います。

上画像のような1cm角のマス目を移植部に入れることで、移植部分に均一にグラフトを植え付けることが可能です。

Step11：ブロック麻酔および局所麻酔（移植部）

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

次に行うのは、神経ブロック麻酔です。あおむけの状態で移植部に打ち、痛みを抑制します。

この神経ブロック麻酔の使用により、局所麻酔の使用量を最小限にできるメリットがあります。

麻酔の効果で施術中は痛みを感じません。医師と会話をしたり眠ったりしながら、リラックスして過ごしましょう。

Step12：0.8mm～0.9mmマイクロスリット作成

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

続いて、0.8mm～0.9mmの専用マイクロブレードを使用し、移植部の頭皮に切り込みを入れます。

ラインスリットと呼ばれる技術では、ホールスリットと呼ばれる円形の切込みよりも傷の大きさが3分の1程度で済むといわれています。

また、切り込みの面積が小さいため、高密度の植毛ができる点もメリットだといえるでしょう。

Step13：マイクロ技術によるプレイシング

引用:「東京メモリアルクリニック」公式サイトより

次に、マイクロ手術によるプレイシングを行っていきます。マイクロ手術用ルーペとマイクロセッシ（極小の医療用ピンセット）を用いながら頭皮の切込み部分にグラフトを植え付ける作業です。

時間がかかる行程のため、姿勢が辛かったりトイレに行きたかったりした場合は、遠慮せず伝えるとよいでしょう。

術後のアフターフォローについて

自毛植毛の施術後は、持参したニット帽（夏はニット帽だと不自然のためバンダナなど）をかぶって帰宅します。手術当日は自分で運転せず、公共の交通機関やタクシーを使って帰宅しましょう。

術後は医師の指示に従いながら過ごしつつ、なにか問題が起こった場合にはすぐにクリニックに連絡することが大切です。

一般的に術後1〜2ヶ月程度で一時的に毛根を残して髪の毛が抜けることがあります。その後6〜9ヶ月程度の時間をかけながら生着し、1年程度で効果を実感できるでしょう。

また、術後はAGA内服薬も処方されます。正着を待ちながら、継続して薬を服用しましょう。万が一やめてしまうと、既存の毛髪だけが進行してしまい、不自然な仕上がりになってしまうこともあります。

薬が切れてしまったら、再度クリニックに来院し処方してもらってください。

まとめ

ここまで、東京メモリアルクリニックの評判や特徴、治療方法などについて詳しく解説してきました。

東京メモリアルクリニックは開院以来30年以上の実績があり、薄毛分野に精通した医師たちが在籍している知名度の高いクリニックです。AGA投薬治療においても高い評判を得ています。

東京メモリアルクリニックの自毛植毛が気になっている方は、本記事を参考にぜひ検討してみてください。