- 「最近抜け毛が多い気がする…」
- 「親戚に薄毛の人が多いけれど、自分は大丈夫だろうか…」
など不安な方は多いと思います。そこで今回は
- AGAを発症している人の抜け毛の特徴
- 自身がAGAかどうか判別する方法
- AGAを発症するとなぜ毛が抜けるのか
などについてお話ししていきます。
最近抜け毛が気になる方はもちろん、将来のためにAGAのメカニズムを知っておきたい方にもおすすめの記事です。
内田 純平
30代前半の頃から薄毛に悩み、さまざまなAGAクリニックを調査しました。実際に飲み薬や育毛剤だけに限らずメソセラピーやHARG療法などの治療方法を試し、一時期は植毛まで考えました。が、無事に復活できました。その経験を活かしてAGAに悩むの皆さんのサポートをしていきたいと考えています。
AGAを発症している人の抜け毛の特徴と判別方法
- 毛が細い、短い
- 季節を問わず毎日200本〜抜ける
- 「ハミルトン・ノーウッド分類」と比較するとわかりやすい
AGAを発症している人の抜け毛の特徴として、まず「細い、短い」ことが挙げられます。
詳しくはヘアサイクルについてのパートでご紹介しますが、AGAを発症すると髪がうまく成長せず、コシが無い、細いものが多くなります。
抜け毛の本数も増えます。成人男性は基本的に毎日50〜100本程度髪が抜け、秋などの抜けやすい季節でも、多くて1日200本程度です。
それが季節を問わず、毎日200本以上抜けている場合はAGAである可能性があります。
視覚的にAGAかどうか判断するなら「ハミルトン・ノーウッド分類」が便利です。
AGAによる薄毛の型を分類したもので、下記の画像なのですが、いずれかに当てはまる場合はAGAの可能性があります。
また、頭頂部の薄毛は自分では気付きにくいです。「生え際が気になる」という方もおでこの状態を確認するついでに鏡を2つ用いるなどして頭頂部を確認しておきましょう。
AGAを発症している人に抜け毛が増えるメカニズムを解説
AGAのメカニズムは下記のようになっています。
- 男性ホルモンの「テストステロン」と「5α還元酵素」が結合し、「ジヒドロテストステロン」を作る
- 「ジヒドロテストステロン」が生え際や頭頂部にある「毛乳頭細胞」の「男性ホルモンレセプター」に脱毛・髪の成長を止めるシグナルを出す
- 「男性ホルモンレセプター」が「TGF-β」という脱毛因子が発生し、毛乳頭細胞に脱毛のシグナルを出す
「TGF-β」はヘアサイクルを乱し、「成長期」を短くしてしまいます。ヘアサイクルには
- 髪が成長する「成長期」
- 髪が成長しづらくなる「退行期」
- 髪の成長が完全に止まった「休止期」
の3つがあるのですが、TGF-βが毛乳頭細胞に脱毛のシグナルを出すと、髪の成長に最も大切な「成長期」が短くなってしまい、薄毛が進行します。これがAGAによる抜け毛のメカニズムです。
AGAのメカニズムについて、詳しくは下記記事を参考にしてみてください。
抜け毛だけでなく「生え際」や「頭皮」も確認しよう
自身がAGAかどうか見分けるために、生え際や頭皮についても確認しておきましょう。
特に生え際、つまりおでこの広さは人によって異なり、特に「もともと広め」な方は気付きにくいかもしれませんが、定期的にチェックしましょう。
AGAによる薄毛は生え際に及ぶことが多く、確認もしやすいので、早い段階でAGAに気づくことができます。
抜け毛が気になるならAGAクリニックでの相談がおすすめ
抜け毛が気になる方、自身がAGAなのではないか、と不安な方はAGAクリニックでしっかりと検査してもらうのがおすすめです。
最近では初診やカウンセリングを無料で行っているクリニックも多いので、0円で「AGAか、そうでないか」をチェックできます。
オンラインで診察してもらうだけでも多くの場合は判別ができますが、心配な方はクリニックに赴いて診察を受けましょう。
マイクロスコープを使って詳細に頭皮を診断してもらったり、血液検査を受けると、より精度の高いAGA診断が可能です。
まとめ
今回はAGAを発症している人の抜け毛の特徴や自身がAGAかどうか判別するための方法についてご紹介しました。
AGAの原因の多くは遺伝であり、10代、20代の方でも発症することは珍しくありません。
早い段階で対処することで薬の種類を減らせますし、費用も削減できるので、心配な方は早い段階で無料カウンセリングを行っているクリニックの受診をおすすめします。
AGA治療に関する知識 | |||
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